七北田川ふれあいマラソン大会

四年ぶりに「七北田川ふれあいマラソン大会」が開催されました。

今日はあいにくの空模様でしたが、緑が一段と濃くなった七北田公園を子どもから大人まで、颯爽と走りました。

この大会は、30年ほど前に七北田川沿いの友愛緑地を会場にして開催したのが始まりで、その後、会場を七北田公園に移し、公園と七北田川の堤防を走るコースとなりました。

私も、一言の挨拶の中で、開会式を行ったトラックのリニューアルだけでなく、公園全体を計画的に整備していくことをお話しさせていただきました。

代表質疑を終えて

生みの苦しみを乗り越え、蓄えた質問のエネルギ―を爆発させ、38分間の第一問、そして、再質問、再々質問にわたる代表質疑をやり終えました。

質問は17項目、43点になりました。準備段階では、もう数項目予定していましたが、持ち時間の40分で消化しきれないことが分かり、事前調整にかなりの時間を割くことになりました。今回質問を見合わせた項目については、次の機会に取り上げたいと思います。

しかし、残念なのは、問題の本質を避けるような答弁が散見されました。答えにくい難問もありましたが、大事な問題であり、前向きに検討し、取り組んでいただきたい。

代表質疑で取り上げた問題については、「のりお通信6月号」でご報告します。また、ブログで随時説明してまいります。ぜひご覧ください。

拉致被害者の救出のために

 先日、「拉致問題の早期解決を求める署名」を国会議員の超党派で構成する「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」に提出し、国の取組を求めました。

 この行動は、「救う会宮城」「宮城県議会拉致議連」「仙台市議会拉致議連」によるもので、拉致被害者家族会の増元照明さん、特定失踪者問題調査会の荒木和博さんにも同席していただきました。

 提出した署名は、救う会宮城の皆さんとともに、街頭活動で集めたものが中心ですが、仙台市の職員の皆様に協力いただいた約7,000の署名も含まれています。仙台での活動は活発ですが、この取組を如何にして全国に広めていくか、大きな課題です。

 街頭署名活動の際に、通行人から『もう終わった話だ』『無駄な抵抗だ』などと罵声を浴びることがあります。このような考えを日本人が持つことを望んでいるのは北朝鮮です。北朝鮮の思う壺にしてはいけません。

 私たち日本人は、この拉致被害問題を日本の自由と主権と独立の問題として、しっかりと認識を深める必要があります。私は、これからも、この問題の解決のために行動してまいります。

仙台市水道 給水開始100周年

 大正12年(1923年)に仙台市の水道事業が給水を開始してから、今年の3月31日で100年になりました。仙台市の水道の特徴として、電力使用が少なく環境にやさしい水道システムであると言われています。

 全体の80%を「自然流下」で配水しており、配水量1立方メートルの電力使用量は大都市平均の2分の1以下となっています。仙台市の上下水道のキーワードは「自然流下」です。

 東日本大震災時、仙台市の約7割を受け持っている南蒲生浄化センターは、津波で壊滅的な被害が生じましたが、この処理区域の汚水排水システムは、震災後一日も休まず機能しました。汚水は自然流下により南蒲生浄化センターまで到達し、暫定的に塩素殺菌した後、海に流すことが出来ました。自然流下の下水道システムが震災直後の仙台市民の生活を救ったのです。これは400年以上前の歴史の遺産でもあります。

 1601年、伊達政宗公は仙台の地を選び、城下町を建設しました。政宗公の選んだ仙台の地形は、現在の都市計画から見ても、際立った条件を備えています。仙台の街は広瀬川が形成した河岸段丘の上に作られています。この仙台の地形によって、上水も下水も自然流下のシステムが可能となっています。

 政宗公は、城下町の用水排水路を確保するため、家臣に「四ツ谷用水」の造成を命じました。四ツ谷用水は広瀬川の郷六の堰で取水し、城下町に自然流下の水路網を張り巡らせました。政宗公は極めて優れた都市計画課であり、現在の我々は、その恩恵に浴していると言えます。

 話を水道事業に戻しますが、エネルギー消費型社会にあって、仙台市の水道は、持続可能な水道システムと言えます。政宗公の遺産を活かし、様々な課題を乗り越え、持続可能な水道事業として次の時代に引き継いでいくのが、現代に生きる我々の責務です。

七北田公園にウォールガーデンが出現しました

 新緑がまぶしい七北田公園にウォールガーデン(壁面花壇)が登場しました。

 昨日、市名坂小学校の6年生の皆さんが立体の花壇にペチュニアの花の植栽を行いました。当初は、全国都市緑化仙台フェアの開幕日の26日に行う予定でしたが、悪天候を考慮し、一日延長しての作業となりました。

 七北田公園は、今回、連携会場となっていますが、34年前に開催された「’89グリーンフェアせんだい」ではメーン会場でした。会場には、企業のパビリオンや世界最大の砂時計などもあり、花や緑以外の要素も盛りだくさんでした。乗り物や巨大遊具で子どもたちと遊んだことを思い出します。

 現在、七北田公園内の都市緑化ホールでは、「’89グリーンフェアせんだい回顧展」が開催されています。5月14日まで行われていますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

自転車利用者のヘルメット

自転車マナーアップキャンペーン

 改正道路交通法の施行により、4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されましたが、どれだけ普及しているのでしょうか。

 私が所属するライオンズクラブでは、3年前から仙台市泉区が行う自転車マナーアップキャンペーンに参加してきました。17日は、泉高校正門前の啓発活動で、私も、ヘルメットを着用しての参加です。

 ヘルメットを着用している生徒さんが、昨年よりは若干増えているような気がします。仙台市では、条例でヘルメットの着用を努力義務として、4年前から普及啓発してきましたが、ヘルメットを着用する人はごく僅かでした。道路交通法改正の効果があるのかもしれません。

 しかし、法律を改正しただけでは、ヘルメット着用が普及するとは思えません。現在、ヘルメットは品薄であり、比較的高価です。自治体の支援が必要です。支援は安全安心の必要なコストであると考えます。 

仙台から毒牙を排除しました

 仙台市は、CDO補佐官の藤原洋氏を再任しないことを明らかにしました。事実上の更迭です。

 仙台市長は定例記者会見の中で、藤原洋氏の任期を更新しない理由として、入院中であることを挙げていますが、表面を取り繕っているにすぎません。

 そもそも、中国共産党の機関紙人民日報の海外版日本月刊の理事長をデジタル担当の市長補佐官に任命することが間違っています。藤原洋氏や市長は、中国共産党とは関係ないと言っているようですが、誰がそんなことを信じるでしょうか。中国共産党が勝手に機関紙の名称を使われて黙認するとは考えられません。

 また、藤原洋氏が鳥取県に残した爪痕も問題です。起業化が失敗することもあります。問題はそのことではなく、後始末をしないことです。補助金を返還せず、税金を滞納していることは論外です。鳥取県や米子市を愚弄しているようなものです。

 そして、何事もなかったように振る舞い、地方自治を所管する総務省の委員をしたり、地方自治体と関係を結ぶということは、到底看過することはできません。総務省は事実関係を把握しましたので、現状を放置することはできないでしょう。

 わが国のデジタル行政が、専制国家やその勢力によって、歪められたり、食いものにされてはいけません。危険分子を未然に排除していく必要があります。 

東日本大震災から12年―防災力のアップデートを―

荒浜小学校付近

 東日本大震災の発生から12年が経ちました。記憶の風化が懸念されており、被災の経験と震災から学んだ教訓を後世に伝えていかなければなりません。

 一方で、災害への備えを常にアップデートする必要があります。東日本大震災が発生する前は、行政の対策は、阪神淡路大震災のような直下型地震を想定したものが中心であり、私たちの備えも偏っていたのかもしれません。

 未曽有の災害を経験した被災地では、同じような災害を想定した対策に重点を置く傾向にあります。しかし、日本は災害列島とも言われ、いついかなる災害が発生するかわかりません。地震・津波災害だけでなく、風水害、火山災害、原子力災害など、あらゆる災害を想定した対策を行う必要があります。

 また、東日本大震災で特に問題が生じなかった(行政が思い込んでいる)分野について、対策が遅れていないでしょうか。仙台市では避難所のトイレが、まさしくそれです。仙台市は、「防災環境都市・仙台」などと標榜していますが、避難所のトイレ対策は遅れています。

 詳しくは別の機会に説明したいと思いますが、行政の意識をアップデートしなければなりません。東日本大震災の発災時に時計が2時46分を指して止まりました。しかし、備えに対する意識を止めてはいけません。それが、大震災を経験した私たちの務めだと思います。

CDO補佐官の後日談(その3)

 藤原洋氏は、現在も仙台市のCDO補佐官に留まっていますが、その職務をまもなく失うことになります。

 仙台市議会の予算等審査特別委員会で質疑をしました。ポイントは二つあります。その一つは、CDO補佐官の任用等について適用している要綱に当てはめて、解任すべきとするものです。

 具体には、藤原洋氏が理由もなく、決まっていた職務を拒んだことは、解任理由の「勤務成績が良くない場合」に該当するのではないか。また、病気療養中で復帰の見通しがないという状況は、解任理由の「心身の故障のため職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合」に該当します。

 ポイントの二つ目は、百歩譲って解任できないとしても、任期の更新はすべきでないとするものです。

 仙台市長は、藤原洋氏を起用した理由の一つとして、総務省の委員をしていることを挙げています。そこで、私は、国会議員を介して、総務省の認識を聞きました。総務省は、「鳥取県における問題を重く受け止めており、現在の委員の更新については、極めて困難な状況にある」との認識を示しました。

 地方自治を司る総務省が鳥取県における株式会社ナノ・オプトニクスエナジーの問題を重要視するのは当然のことです。事ここに至っては、仙台市が藤原洋氏の3月31日までのCDO補佐官の任期を更新することはないと考えます。最後まで注視してまいります。

今日は猫の日

 朝、地元紙に目を通したら、茶トラ猫がお腹を出して寝ている広告が目に入り、思わず目が潤んでしまいました。亡くなった事務所の飼い猫を思い出してしまいました。

 14年前、母親に連れられた子猫が事務所に寄り付くようになり、母猫と子猫を一緒に飼うようになりました。母猫と一緒の時は、あまり懐きませんでしたが、母猫が死んでからは、事務所スタッフとの距離は近くなりました。そして、事務所を移転してからは、その距離は一気に縮まりました。

 昨年12月の朝、いつものように朝ごはんを挙げた後、変な鳴き声がするので、のぞいてみると、私の目の前でバッタリ倒れました。起き上がることなく、虹の橋を渡ったのです。14年間も事務所で一緒に過ごした猫であり、大事なスタッフを失った思いです。

 「猫の日」に、かつての飼い猫に想いを寄せ、すべての猫が穏やかに暮らせることをお祈りいたします。