9月議会が始まりました
第3回定例会が本日開会しました。会期は10月4日までの長丁場です。
9月議会は決算の審査がメインとなりますが、今議会には、家庭ごみ受益者負担制度を導入する条例改正案が提出されていま。
すべての家庭に新たな負担を求めるものであり、制度導入には様々な課題があります。
当局は、ごみ減量・リサイクルを大義名分とし、地球温暖化対策まで引き合いに出し、正面突破を目指しているようだが、条例改正案の成立までには紆余曲折があるのでは。
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第3回定例会が本日開会しました。会期は10月4日までの長丁場です。
9月議会は決算の審査がメインとなりますが、今議会には、家庭ごみ受益者負担制度を導入する条例改正案が提出されていま。
すべての家庭に新たな負担を求めるものであり、制度導入には様々な課題があります。
当局は、ごみ減量・リサイクルを大義名分とし、地球温暖化対策まで引き合いに出し、正面突破を目指しているようだが、条例改正案の成立までには紆余曲折があるのでは。
公営企業委員会の視察報告第二弾です。
今回、東邦ガスと大阪ガスの取り組みを視察しましたが、ここでは大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」について報告します。
NEXT21は、大阪ガスが平成5年に大阪市天王寺に整備した集合住宅で、 21世紀の都市での環境・エネルギー・くらしはどのようにあるべきかを研究するための実験施設です。平成6年から大阪ガスの職員が居住しながら実証実験が行われ、現在第3段階の居住実験が行われています。
(これはNEXT21の模型です)
NEXT21では、植栽を地上から屋上まで縦方向に積み重ね、かなりな規模の自然環境を作り出しており、緑化の取り組みとしても注目されています。
(中庭はエコロジカルガーデンです)
今年から始まった第3段階の居住実験では、都市ガスから水素をつくる水素製造装置を屋上に設置し、そこから3階~6階の住宅に設置されている燃料電池に水素を供給するシステムになっています。
また、3階の一部に設置された個体酸化物形燃料電池システムは、発電効率が45%(火力発電は40%)と高いことから、省エネやCO²削減の効果が大きく、次世代の家庭用コージェネレーションとして期待されています。
仙台市のガス事業は公営ということもあり、事業展開も限定的ですが、今回の視察で、ガス事業の可能性の大きさを改めて認識することができました。
今週は、議会の公営企業委員会で猛暑の名古屋と大阪に視察に行ってきましたので、2回に分けて報告します。
最近、名古屋市中心部では、おしゃれなバス停が次々に出来ています。
これは、名古屋市交通局と契約した民間事業者がバス停建設と維持管理を無償で行っているもので、200万円のバス停設置費や年間2万円の維持管理費は、バス停の広告収入で賄う仕組みになっています。
事業の効果としては、次の4点が挙げられるとのこと。
1 お客様の利便性・快適性の向上
2 洗練されたデザインによる都市景観の向上
3 夜間照明による防犯上の効果
4 コスト縮減
この「一石四鳥」の事業、正式には「バス停留所広告付き上屋整備事業」と言っているようですが、名古屋市交通局では、平成22年度までに300基のバス停を整備する予定とのことでした。
課題もいろいろあるようですが、仙台市でも、是非実現させたいものです。
先週見学してきた「緊急地震速報装置」のことを書こうと考えていたら、新潟県で大地震が発生しました。近い将来宮城県沖地震が発生すると言われており、他人事とは思えません。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。
緊急地震速報は、気象庁が地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模を直ちに推定、各地での強い揺れの到達時刻や震度を推定し、可能な限り素早く知らせる情報です。
平成16年9月の最大震度6弱を観測した宮城県沖で発生した地震では、仙台市内で16秒、東京で約1分前にはほぼ正確な震度情報が届いたと言われています。
この情報は、気象庁が平成16年2月から試験運用を開始、平成17年8月から特定利用者を対象に配信サービスを開始しました。今年の10月1日からは、いよいよ一般への情報提供がスタートすることになります。
短時間であっても、事前に地震情報がわかれば、身の安全を確保する何らかの行動を起こすができます。この情報によって、被害を軽減させることが期待されます。家庭用の装置は低額なものもあり、結構普及するのではないでしょうか。
ただ、震源に近い地域では、緊急地震速報が強い揺れに間に合わないこともあります。今回の新潟県中越沖地震においては、緊急地震速報はどうであったのか気になるところです。
今日の公営企業委員協議会の終了後、地下鉄南北線の富沢車庫を視察しました。
富沢車庫は、車両の留置基地として、また保守業務のセンターとして、地下鉄の運用の重要な役割を担っています。
現在、車庫(工場)では、平成25年度までの10年計画で車両改修事業が行われており、バリアフリー対応や最新装置の導入等が進められていました。
ところで、最近、ホームの自動案内放送や出発ブザーの音が変わったのに気づかれたでしょうか。
5月26日から運行管理システムが新しいシステムに変わりました。新システムの導入に伴い、案内放送も変更になりました。
運行管理システムを制御する運転指令区も、この富沢車庫にあります。安全でスムーズな列車運行とお客様サービスの向上を是非実現していただきたいものです。
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