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ここにきて、仙台市がごみ減量を市民に訴え始めました。生ごみの減量や紙類のリサイクルを呼びかけていますが、私は議会で何度もその取り組みの強化を求めてきました。
3月31日の松森工場のトラブル以降、仙台市政はダッチロールを繰り返している感がします。現時点での課題として、①徹底した原因究明、 ②安全対策と運転管理の確立、 ③地域住民・市民に対する説明、 ④職員の意識改革と情報公開、 ⑤他自治体の協力、⑥ごみの減量・リサイクルなどが挙げられます。
今仙台市がすべきことは、非常事態を宣言し、市長自らがが市民に対して、ごみの減量・リサイクルをお願いすることではないでしょうか。
仙台市は排出する一般廃棄物を処理できなくなったのですから、自治体としての役割を果たせなくなりました。非常事態です。
仙台市は、ごみ焼却施設「松森工場」の3号炉のトラブルを隠して試運転を続けていました。廃棄物行政に対する信頼が大きく損なわれる事件です。
松森工場は仙台市のごみ問題の象徴的な施設であり、仙台市は周辺住民の反対運動と対峙しながら仙台市の威信をかけて建設してきました。本格稼動する前に、自ら運転を停止してしまうとは・・・・・。
ダイオキシン問題についても、仙台市は「測定を年4回実施し、情報公開するので安心してほしい」と言ってきましたが、このような事件があっては、むなしく聞こえます。
失った信頼を回復することは容易ではありません。すべてを明らかにした上で、対策を講ずるべきです。そこからスタートです。
連休明け、いよいよ動きがありましたね。まずは、藤井市長の決断に敬意を表したいと思います。
マスコミでは、県議、元衆議院議員、中央官僚の3人の出馬が取り上げられていますが、この3人とは別の新たな候補を模索する動きもあります。市長選の構図が明らかになるのはこれからです。
仙台市長になりたい人はたくさんいるようですが、立候補にあたっては、その必然性が問われます。藤井さんが市長になったのには、必然性があります。ゼネコン汚職による市長逮捕・辞職後の選挙では、市政の信頼回復が最大の課題であり、清廉潔白な人が求められました。
今、仙台市政に何が求められているのか。十分に考える必要があります。仙台市長選への対応はそれからです。
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