先日、仙台泉中央ライオンズクラブのアクティビティとして、「フードバンク仙台」に寄付を行いました。
フードバンク事業は、企業や個人から集めた食品を、必要といている施設や団体、生活困窮者に届ける仕組みです。特に、最近はコロナ禍で、毎日の食べ物に困っている人が増えているとの報告もあり、フードバンク事業のニーズが高まっていると言われています。
フードバンク仙台は、かつて、富谷市にある「ふうどばんく東北AGAIN」に勤めていた小椋さんが中心となって、今年5月に仙台市青葉区に立ち上げた団体です。
仙台市とフードバンクとの関わりを調査するため、健康福祉局に問い合わせたところ、担当は環境局であると回答でした。どうして担当が環境局なのか疑問に思いつつ、環境局に確認したところ、平成30年度からフードドライブ事業として取り組んでいるとのこと。
仙台市は、食品ロス削減の一環として、一定の期間、スーパー店頭や区役所等に「フードボックス」を設置し、未利用食品を回収し、フードバンク団体に提供してきました。今年度は、回収期間や設置場所を拡大し、フードドライブ事業を展開しています。
しかし、未利用食品を回収・提供しても、そこから先の必要としている人に届ける事業、、つまりフードバンク事業の運営が、スタッフや資金面で課題を抱えています。行政の支援が必要な状況にあります。そこで、9月に行われた決算等審査特別委員会の第3分科会で、環境局だけでなく、その他の部局とも連携し、仙台市としてフードバンク支援の取り組みを行うことを求めました。