消防団特別点検

泉消防団特別点検に出席しました。清々しい秋空のもと、332名の消防団員の皆様が参加し、規律訓練、ロープ結索訓練、ポンプ操法訓練などが行われました。

消防団は、消防署と共に火災や災害への対応、予防啓発活動を行う消防組織です。近年は大規模な自然災害が多発していることから、消防団への期待も高まっています。

しかしながら、消防団員は不足しています。仙台市全体でみると、8月1日現在、定数2,430人に対し、現員は2,060人で、充足率は84.8パーセントです。泉消防団については、87.2パーセントです。

泉消防団は、14分団で構成されています。分団の名称を見る限りでは、分団のほとんどが、七北田村や根白石村時代の地区単位です。つまり、泉消防団員のほとんどの方は、旧地区の住民といっても過言ではありません。

ところが、旧地区、特に分団の数が多い西部地区については、住宅開発が制限されているため、消防団の担い手として期待される若者が減少しており、団員の確保に困っています。

消防団について考えたとき、まちづくりの問題点を強く意識せざるをえません。

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