猛暑のなか、総務財政委員会の視察に行ってきました。視察先は、神戸市、大阪市、姫路市で、連日35度を超える気温を記録している地域です。
それぞれの視察先で、参考になる事例や興味ある事項を見聞してきましたが、ここでは、写真を撮ったところだけ紹介します。
まずは、大阪市消防局です。本年4月にオープンした新庁舎は、地下1階、地上8階の免震構造を採用した最新の機能を備えた立派な施設です。
消防職員が1,070人程度の仙台市と3,500人規模の大阪市とでは比較にならないのですが、大阪市消防局の「指令情報センター」はとてもビジュアルで、効率的な運用が可能なのでは。
大阪市消防局の司令情報センター
次は、姫路城防災システムです。ご存じのように、姫路城は国宝であり、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。姫路市には、年間100万人の観光客と5億円の入場料収入をもたらしているとのこと。
この姫路城を守っているのが防災システムです。スプリンクラーシステムや防災監視システム、24時間体制での有人警備などで、白鷺城とも呼ばれれる壮麗な建築物が守られているのです。
三国濠から見る姫路城
写真の装置は、「放水砲」といいます。高さ50メートルまで放水し、城全体を水で包み、火災から城を守ります。