新しい七北田橋が完成しました。
一般開放に先立って行われた祝賀行事では、親子三代の御一家による渡り初め、御神輿の橋渡り、紅白餅まきなどが行われ、地域をあげてのお祝いとなりました。
ところで、今話題の道路特定財源ですが、もう橋ができたから、暫定税率を廃止し、道路特定財源を一般化しても構わないというような声が耳に入りました。
しかし、ことは単純ではありません。県や市は道路整備に際して借金(起債)をします。毎年の借金返済に道路特定財源を充てているのです。
これから道路整備をしなくても、道路特定財源がなくなれば、地方自治体の財政は深刻な事態になります。責任ある政治を望むものです。
こども宇宙観が27日で閉館になりました。青葉区錦丘に建設中の新天文台へ機能統合するということでの廃止です。
仙台市内の子どもたちだけでなく、市外や県外の子どもたちにも利用されてきました。春や秋には、地下鉄泉中央駅周辺には野外活動と思われる小中学生の姿を数多く目にしてきました。
昨年の5月、数日間にわたって、こども宇宙観の前で小中学生のグループにヒアリング調査を行いました。すべてのグループが県外から学習に来た子どもたちで、こども宇宙館を選んだ理由として、地下鉄沿線ということを一番目に上げていました。
地下鉄南北線の利用推進に若干なりとも貢献した施設であり、泉区の数少ない観光資源でしたから、なくなるのはとても寂しいことです。
平成20年4月にオープンする、子育て支援施設「のびすく泉中央」に大いに期待しましょう。
以前、泉中央で起きたカッター工事に伴う事故について書きました。今回は、その後について書きます。
仙台市建設局に原因の究明と対策を申し入れていました。仙台市の報告によれば、掘削スピードがアップするようにメーカーが刃形を改造したためカッターの強度が低下したとのこと。また、今回の事故を受け、メーカーは同一種類のカッターの製造を中止し、実験を重ね安全性を重視した刃形に改良したとのこと。
仙台市が事故について事実関係を把握していなかったことを考えると、私から強く申し入れてよかったと思っています。結果として、事故の拡大を防ぐことができたのではないでしょうか。
1月27日、泉中央で不思議な事故がありました。現在、地下鉄泉中央駅西側で電線地中化の工事が行われています。
歩道を掘削するためのカッター工事をしていたところ、カッターが壊れ、その一部が乗用車に当たり、後部窓ガラスが粉々に割れました。カッターの破片は周辺に飛び散ったようですが、幸いにも大事には至りませんでした。もし通行人がいたら、人命に関わる惨事になったかもしれません。
安全対策はどうなっているのか。仙台市建設局に問い合わせたところ、カッターが破損することはないので、カッター工事では防護柵を設置していないとのこと。しかし、現実に事故が起きたわけだから、その原因を調べ、きっちりと対策を講ずるべきです。