2009年05月15日

地方議会議員セミナー

 久々に大森彌さんのお話を聞くことができました。午前中に21日の総務財政委員会の打ち合わせを終え、午後から出版社主催の地方議会議員セミナーに参加しました。テーマは、『地方議会・議員の改革はなぜ必要なのか』です。

 大森彌さんは、自治体行政学の第一人者ですが、私が最初にお話を聞いたのは、20年前、自治大学校の講義です。とても新鮮で刺激的な話で、当時の講義風景が6ヶ月間の研修とともに懐かしく思い出されます。

 会場には、100名を超える議員が参加しており、どこかでお会いした方もいます。異色なのは、インターネット投票で「世界一美人の政治家」に選ばれた女性議員も出席していました。そういえば、2月に東京で開催されたセミナーでも見かけました。勉強熱心なのはいいのですが、講義中の携帯メールは控えめにした方が・・・。皆さんが注目していますからね。

 大森彌さんのお話は、辛口なんだけど、予想よりは辛くない。そのように感じたのは、私が20年前とはまったく違う立場に立っているからでしょう。それにしても、講義の後の1時間に及ぶ質疑、大変勉強になりました。仙台市議会でも改革の歩みを進めなければなりません。

2009年05月02日

過ちを改めるに憚ることなかれ

 4月21日に開催された総務財政委員協議会の記録が議長から全議員送付されました。異例なことです。4月21日の協議会では、梅原市長のタクシー券問題について集中審査を行っています。

 私が委員長を務める総務財政委員会では、昨年の12月17日に梅原市長に出席を求め、集中審査を行いました。ところが、3月30日に監査委員から出された随時監査結果報告は、委員会での市長答弁を否定するものであり、市長の虚偽答弁の疑いが明らかになりました。

 4月21日の総務財政委員協議会の記録を読んでみますと、タクシー券使用の事実関係を尋ねる質問に対して市長は、「記憶が不確かで、わかりかねる」、という答弁に終始しています。半年前のことも覚えていないとする不誠実な答弁です。

 しかし、今回の質疑で新たな事実も明らかになり、いくら市長がタクシー券の家族使用を否定しても、灰色というよりは限りなく黒であると印象付ける結果になりました。

 それにしても、この問題が明らかになった昨年秋の時点で、梅原市長は過ちを認めて謝罪することはできなかったのだろうか。市長が重要視する道徳教育においては、小学校3年生で「過ちは素直に改め、正直に明るい心で元気よく生活する」ことを学ぶことになっています。

2009年04月16日

桜が咲いたら山火事注意

 仙台市林野火災防御訓練に総務財政委員会委員長として出席し、挨拶を述べました。仙台市だけでなく、陸上自衛隊、宮城県や岩手県も参加した大規模な訓練で、青葉区芋沢の畑前草地を会場にして実施されました。

 『桜が咲いたら山火事注意』」という、ことわざがあります。桜前線は山火事前線でもあり、この時季、林野火災が全国各地で発生します。

 つい最近、角田市で124ヘクタールの山林を焼失する林野火災が発生したばかりですから、実践を意識した訓練になったのではないでしょうか。

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   一斉放水訓練

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    航空救助訓練

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    空中消火訓練

2009年04月08日

議員協議会

 昨日と今日、梅原市長のタクシーチケット問題を議題とする議員協議会が開かれました。これは、3月30日に監査委員から随時監査結果報告が示されたことを受けて、急きょ開催されたものです。

 私も2巡目で質疑を行いました。1巡目が終わった段階でわが会派の持ち時間が2分12秒となってしまいましたので、ポイントのみ5点市長に質問しました。

 家族にタクシーチケットを譲渡したことがないかとの質問に対して、譲渡したことはないと断言しました。随時監査の結果などからすると、市長の家族がタクシーチケットを使用した可能性は高いと思われます。

 今後、今日の市長答弁と異なる事実が明らかになれば、市長の立場は一層苦しいものになります。

 それにしても、今日の市長は、「記憶にない」「記録がない」の答弁に終始しました。まったくもって不誠実です。とても納得できるものではありません。

2009年04月02日

河原町分署オープン

 若林消防署河原町分署の開所式に総務財政委員会委員長として出席してきました。

 河原町分署には、人命救助の専門部隊である特別機動救助隊(愛称:スーパーレスキュー仙台)が配置されています。

 装備の資機材の中には、東北地方で初めてのウォーターカッターもあります。ウォーターカッターは鉄板等を切断する際に火花が発生しないことから、危険物や可燃性ガスが充満した場所でも使用できます。

 とても優れた資機材ではありますが、ウォーターカッターが活躍するような災害が発生しないことを念願します。

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  右側がウォーターカッター積載車

2009年03月23日

のびすく泉中央

 仙台市子育てふれあいプラザ泉中央(愛称:のびすく泉中央)の内覧会がありました。

 のびすく泉中央は、こども宇宙館の後利用施設として整備されたもので、広瀬通りにある「のびすく仙台」の機能に加えて、中高生の活動拠点としての機能も合わせ持った施設です。

 オープンは4月28日(火)です。

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 3階の「乳幼児ひろば」からはユアテックスタジアムや地下鉄が見えます。

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 4階の交流コーナーや多目的室は中高生の居場所づくりに役立つことが期待されています。

2009年03月10日

連日の出番

 2月16日から始まった仙台市議会の第1回定例会は、連日、予算等審査特別委員会が開催されています。

 予算等審査特別委員会は、議員全員で構成し、一問一答式で質疑が行われます。この全体会方式は仙台市議会の特徴になっていますが、他の政令指定都市では、全体会方式と分科会方式は半々です。

 私はこの委員会の副委員長ですが、連日、委員長を代行し、委員会の議事を進めています。議員が質疑しやすいよう配慮し、公平な運営になるよう努めています。
 
 この予算等審査特別委員会は予備日を入れても残り4日となりましたが、委員長を補佐して職責を全うしてまいります。仙台市議会のホームページで議会中継が見れるはずです。どうぞ、覗いてみてください。

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2009年02月26日

一般質問

 現在開催されている第1回定例会で一般質問をしました。
 
 今回の質問は、産学官連携事業、外郭団体、自動販売機による歳入アップ、プロスポーツ球団への支援についてです。
 
 財政が厳しいといいながらも、㈱インテリジェント・コスモス研究機構の損失補填を行ったり、外郭団体への補助金を増額したりしています。
 
 一方で、歳入アップの取り組みが遅れている事例もあります。仙台市では、自動販売機の設置について、外郭団体等に対し極端に低い使用料で許可し、営業させています。特定団体への便宜供与を止め、大阪府などのように公募提案方式を行えば、数億円の歳入を確保すことも可能です。
 
 今回の一般質問は、責任追及、問題提起、提案を織り交ぜて行いました。一歩でも仙台市政を前進させるため、今後も取り上げていきます。

2009年02月15日

自治政策特別講座

 自治体議会政策学会の自治政策特別講座に参加しました。会場は隙間がないくらい参加者でいっぱいです。主催者の発表では、これまで最高の134議会247名の参加とのこと。
 
 テーマは、「世界的不況と自治体財政」-予算審議で問われる議会の責務ー。タイムリーなテーマに惹かれて、私も参加しました。

 大不況が自治体の財政を脅かすのはこれからです。もちろん地域経済対策も必要です。自治体も大変な状況下におかれていることだけは間違いありません。

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   開会の挨拶をする竹下譲会長

2009年01月12日

成人式

 今年の成人式は穏やかでした。
 まずは何よりもお天気に恵まれました。式典も短い時間で、新成人に伝えたいことがキッチリ盛り込まれ、高揚感もある、立派な成人式になったと思います。
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 数年前までは、仙台市の成人式でもいろんなことがありましたが、次のような光景は過去のものになりました。 
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 この写真は平成17年の成人式で、閉会間際にステージに歩み寄った若者を当時の教育長阿部芳吉さんがなだめているシーンです。
 
 今日のように式典が整然と行われるようになったのも、教育委員会と中学校の生徒指導の先生方が取り組んできたことが、成果となっているのではないでしょうか。