豊かな海づくり

 先日、全国豊かな海づくり大会宮城県実行委員会の第2回総会に出席しました。

 全国豊かな海づくり大会は、魚食国である日本人の食卓に、安全で美味しい水産食料を届けるために、水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、明日のわが国漁業の振興と発展を図ることを目的として、都道府県ごとに毎年各地で開催されています。

 宮城県では、第40回大会が来年秋に石巻市を会場に開催されます。実行委員会では、大会の基本計画が協議され、天皇皇后両陛下のお手渡し魚種にイワナ、マガキ、エゾアワビ、ノリを選定し、御放流魚種にヒラメ、ホシガレイを選定しました。

  また、大会テーマを『よみがえる 豊かな海を 輝く未来へ』に決定し、大会キャラクターコスチュームデザインも決定しました(写真のむすび丸を参照)。

 今年の秋には、1年前プレイベントなどを開催し、大会に向けた機運を盛り上げていくこととしています。

自衛隊入隊予定者激励会

 先日、自衛隊入隊・入校予定者激励会に出席し、ご挨拶をさせていただきました。

 この激励会は、仙台市自衛隊家族会が主催し、仙台市が共催する形で行われ、入隊・入校予定者146名とその家族や関係者がが出席しました。

 自分で選んだ仕事や学校とはいえ、人生の新たな一歩を踏み出すにあたっては、誰でも多少なりとも不安はありますが、それ以上に、若い人たちの顔には希望と期待が現れているように見えました。

 自衛隊という素晴らしい仕事に誇りを持ち、心身を鍛え、訓練に励み、家族や国民の期待に応えられる存在となることを願っています。

東日本大震災追悼式

 春の嵐となった3月11日、「鎮魂と慰霊の日」を迎えました。

 若林区文化センターで行われた「東日本大震災仙台市追悼式」に出席し、仙台市議会を代表して、追悼の言葉を申し上げました。

 あれから8年、私たちは復興の歩みを着実に進めてきました。しかし、心の復興など、長い時間をかけて取り組まなければならない課題も残っています。

 ときが流れ、時代が平成から次の世に移ろうとも、私たちには震災の経験と教訓を後世に語り継いでいく責務があります。

 市民の安全・安心な暮らしのため、災害に強いまちづくりへの誓いを新たにしました。

卒業式シーズン

 3月に入り卒業式シーズンを迎えました。仙台市内では、高等学校が3月1日、中学校が3月9日、ほとんどの小学校が3月19日です。大きな夢と希望を抱いて母校を巣立っていく皆さんに、心からのエールを贈ります。

 学校の卒業式ではないのですが、先日、「せんだい豊齢学園」の修了式に出席しました。せんだい豊齢学園は、健やかで生きがいを創造しつつ、生涯にわたって自立できる高齢者づくりの推進と、要介護高齢者となっても安心して暮らすことができる地域社会づくりを担う人材養成を目的に、仙台市健康福祉事業団が平成4年に設置したものです。

 今年の修了生は、2年制の「総合生活コース」が56名、「ふるさと文化コース」が52名、1年制の「75歳からのアクティブライフコース」が40名です。

 いくつになっても、向上心をもって集い、ともに学び、実践する学園生の姿は、私たちのよき手本です。高齢者の方々が意欲的に活動することがまちの元気の源となり、活気を与えてくれます。

 この学園で学んだ成果を存分に発揮されて、地域づくりや生活環境を豊かにする取り組みにご尽力していただくことを期待しています。