16日の夜、野村小学校の体育館で仙台市教育委員会主催の説明会がありました。テーマは、仙台市立野村小学校の一定規模確保に向けた取り組みについてです。
この説明会は、本年8月に、教育委員会が「仙台市立小・中学校の一定規模確保に向けた基本方針」や「実施方針」を定め、三つの小学校の統合に優先的に取り組むことになったことを受けて、学区内の住民に対して初めて行われたものです。
保護者や地域の方々が100名以上参加し、教育委員会の説明に対し、多くの質問が出ました。中でも、小規模校では「生きる力」を育むことが困難とする説明(ファイルをダウンロード)に対する保護者や同窓者の反発は相当のものがありました。
文部科学省かどかの資料を出されて、「生きる力」に欠けるとされては反発するのも当然です。根拠を示せとも言いたくなります。「生きる力」は、他の学校と比較しても野村小の児童はしっかり持っていると思います。
私が議会で、学力と学校規模について何度質問しても、明確な根拠が示されていません。教育委員会の「基本方針」や「実施方針」は論理的に無理があります。この問題については、今後とも報告していきます。