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9月議会(平成20年第3回定例会)の議案説明があり、財政の健全性に関する指標(健全化判断比率)が示されました。
財政健全化法が施行されたことで、都道府県と市町村は平成19年度の決算から、この指標を算定し、公表することが義務付けられました。
仙台市の健全化判断比率は各指標とも、レッドカード(財政再生基準)やイエローカード(早期健全化基準)に該当しておらず、まずまずの数字になりました。
財政指標は経年的な変化を見ることが重要であり、当局に今後の見込みを確認する必要がありそうです。
猛暑のなか、総務財政委員会の視察に行ってきました。視察先は、神戸市、大阪市、姫路市で、連日35度を超える気温を記録している地域です。
それぞれの視察先で、参考になる事例や興味ある事項を見聞してきましたが、ここでは、写真を撮ったところだけ紹介します。
まずは、大阪市消防局です。本年4月にオープンした新庁舎は、地下1階、地上8階の免震構造を採用した最新の機能を備えた立派な施設です。
消防職員が1,070人程度の仙台市と3,500人規模の大阪市とでは比較にならないのですが、大阪市消防局の「指令情報センター」はとてもビジュアルで、効率的な運用が可能なのでは。
大阪市消防局の司令情報センター
次は、姫路城防災システムです。ご存じのように、姫路城は国宝であり、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。姫路市には、年間100万人の観光客と5億円の入場料収入をもたらしているとのこと。
この姫路城を守っているのが防災システムです。スプリンクラーシステムや防災監視システム、24時間体制での有人警備などで、白鷺城とも呼ばれれる壮麗な建築物が守られているのです。
三国濠から見る姫路城
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