駐輪場建設問題に揺れた12月議会(第4回定例会)が終わりました。
国分町の放置自転車対策として元鍛冶町公園に地下駐輪場を建設するということで、2月議会(第1回定例会)で予算が議決されており、この12月議会に工事請負契約締結の議案が提出されました。
これまでであれば、大した議論もなく通過した案件です。 ところが、今回は大きな議論が起こりました。約5億6千万円の工事を特定の業者と随意契約を結ぶことや、これまで議会に十分な説明を行ってこなかったこと、さらには事業のあり方まで問題視されました。
議会内では、否決、継続審査、意見付き可決等、連日議論されましたが、結局は附帯意見を付しての可決となりました。附帯意見による可決はこれまでも数多くあったと思いますが、否決や継続審査がこれほど真剣に議論されたことがあったのでしょうか。
議会側の認識と当局の認識にかなりの温度差がありました。また、契約制度については、私も何度か議会で取り上げてきた問題ですが、公正で、競争が確保されるシステムの確立が急務です。