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委員会の視察

 都市整備建設委員会の他都市視察で、北九州市の「リバーウォーク北九州」と福岡市の「博多駅地区緊急浸水対策授業」などを調査しました。
 九州北部は梅雨明けし猛暑到来。日差しが強烈で、痛さを感じるほどです。
 リバーウォーク北九州は、市街地再開発事業として整備され、平成15年4月にオープンした商業、業務、文化の複合施設です。ユニークな外観は小倉城のすぐそばということもあり一見異様に感じるのですが、北九州市役所の方の説明では、若者を中心に市民に親しまれ、北九州市の新しいシンボルになっているとのこと。
 また、経営的にも順調とのことですが、福岡市の「キャナルシティ博多」などで成功している地元デベロッパーがこの事業に関わっていることが、大きな要因ではないでしょうか。

リバーウォーク.JPG
 個性的な外観のリバーウォーク北九州


 福岡市では、平成11年6月の集中豪雨による浸水被害を教訓に、現在、博多駅地区などで緊急浸水対策事業に取り組んでいます。
 今回視察した博多駅地区では、野球場のグランドを180センチメートル掘り下げ、非常時には13,000トンの調整池にする事業や、公園の地下に15,000トンの大規模な調整池を整備する事業などを行っていました。
 これらの対策を講ずることで、これまでは最大時間雨量59ミリだったものが79ミリの降雨(平成11年6月の集中豪雨の水準)に対応できるようになるとのこと。

博多浸水対策.JPG
 ここは雨水調整池の中。地上は公園。

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