今日は常任委員会の日。私が参加している都市整備建設委員会の今回の審査項目は市街地再開発事業についてです。
仙台市ではこれまでに13地区で事業が完了し、約460億円の補助金を交付しており、現在は3地区で事業が進められています。
確かに、土地の高度利用、道路の整備、防災性の向上などの効果があるのはわかりますが、仙台市施行の仙台駅北部第一南地区(アエル)がうまくいってないだけに、市街地再開発事業に対していいイメージを持てません。
アエルビルについては、今年の2月議会で質問しましたが、ビルのテナント収入でもって借入金の返済ができず、一般会計などから借り入れを行い、なんとか銀行への返済を行っています。アエルビルに関する仙台市の特別会計を清算すれば、100億円以上の損失が発生すると思われます。
この他にも、仙台市の不良資産は数多くあります。仙台市の将来を切り開くためには、これら「負の清算」を避けて通ることはできないものと考えます。