2006年07月の記事

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2006年07月28日

委員会の視察

 都市整備建設委員会の他都市視察で、北九州市の「リバーウォーク北九州」と福岡市の「博多駅地区緊急浸水対策授業」などを調査しました。
 九州北部は梅雨明けし猛暑到来。日差しが強烈で、痛さを感じるほどです。
 リバーウォーク北九州は、市街地再開発事業として整備され、平成15年4月にオープンした商業、業務、文化の複合施設です。ユニークな外観は小倉城のすぐそばということもあり一見異様に感じるのですが、北九州市役所の方の説明では、若者を中心に市民に親しまれ、北九州市の新しいシンボルになっているとのこと。
 また、経営的にも順調とのことですが、福岡市の「キャナルシティ博多」などで成功している地元デベロッパーがこの事業に関わっていることが、大きな要因ではないでしょうか。

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 個性的な外観のリバーウォーク北九州


 福岡市では、平成11年6月の集中豪雨による浸水被害を教訓に、現在、博多駅地区などで緊急浸水対策事業に取り組んでいます。
 今回視察した博多駅地区では、野球場のグランドを180センチメートル掘り下げ、非常時には13,000トンの調整池にする事業や、公園の地下に15,000トンの大規模な調整池を整備する事業などを行っていました。
 これらの対策を講ずることで、これまでは最大時間雨量59ミリだったものが79ミリの降雨(平成11年6月の集中豪雨の水準)に対応できるようになるとのこと。

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 ここは雨水調整池の中。地上は公園。

2006年07月23日

グランドゴルフ大会

 梅雨の合間にグランドゴルフ。今日は、市名坂学区民体育振興会のグランドゴルフ大会です。
 昨日までの雨でグランドの状態が心配でしたが、市名坂小学校の校庭は水はけが良く、プレーに支障はありません。
 大人1名と小学生5名の6名1組で約80名が16ホールをラウンド。活発な子どもが多い組の大人には相当ご負担を掛けたかも。『学校の先生のご苦労がよくわかりました』との声もありました。
 好プレー、珍プレー、ホールインワンも続出。参加者の皆さんには、グランドゴルフの楽しさを少しでも実感していただいたと思います。

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梅雨空を吹き飛ばせ!夏祭り

 小中学校も夏休みに入り、地域は夏祭りシーズンに突入しました。
 昨日は七北田愛宕神社の夏祭りでした。青年OB会会員として朝から小雨のなか準備。昼ごろには天候も回復し祭りへの期待も高まってきました。昼食は恒例のカレーライスです。青年会婦人部の皆さんの料理ですが、各家庭の味がミックスされているためか、とてもおいしい。
 夕方には、案内のあった北中山の夏祭りに参加。北中山の皆さんも足元(小学校校庭)が悪いなか、頑張っていました。北中山から戻って、愛宕神社夏祭りのOB会の夜店に復帰。思った以上に売れ行きがいいのにビックリ。
 天気も回復し、人出もまあまあ、夜店の売り物もほぼ完売。関係者の皆さん、一様にホッとしたのでは。それでも、人一倍安堵したのは、毎日のように足を運び、境内を整備してきた高橋さんだったと思います。

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     ごきげんな高橋さん

2006年07月21日

市街地再開発事業

 今日は常任委員会の日。私が参加している都市整備建設委員会の今回の審査項目は市街地再開発事業についてです。
 仙台市ではこれまでに13地区で事業が完了し、約460億円の補助金を交付しており、現在は3地区で事業が進められています。
 確かに、土地の高度利用、道路の整備、防災性の向上などの効果があるのはわかりますが、仙台市施行の仙台駅北部第一南地区(アエル)がうまくいってないだけに、市街地再開発事業に対していいイメージを持てません。
 アエルビルについては、今年の2月議会で質問しましたが、ビルのテナント収入でもって借入金の返済ができず、一般会計などから借り入れを行い、なんとか銀行への返済を行っています。アエルビルに関する仙台市の特別会計を清算すれば、100億円以上の損失が発生すると思われます。
 この他にも、仙台市の不良資産は数多くあります。仙台市の将来を切り開くためには、これら「負の清算」を避けて通ることはできないものと考えます。

2006年07月18日

議員インターンシップ

 8月から私の事務所に大学生がインターンシップにくることになりました。
 これは、NPO法人ドットジェイビーの議員インターンシッププログラムに参加する学生を受け入れるものです。全国的には9年前から行われているそうだが、東北では今回が初めての取り組みとのこと。
 議員のもとで無報酬で実務研修をしたいという、志の高い学生諸君がいるのですから、私としても積極的に協力することにしました。
 今から、あれもこれもやってもろらおうと考えをめぐらしているのだが、少しでもインターン生の研修ニーズに応えられればと思う。

2006年07月12日

日照不足でも元気

 久々に日差しが戻ってきたが、日照不足は深刻だ。仙台の6月の日照時間は106時間で、平年の83%にとどまったとのこと。関東以北は平年以下になったようだ。農作物への影響が心配です。
 私の菜園でも、野菜たちは梅雨空にうんざり。しかし、こんな天候でも元気に生育しているのが「ズッキーニ」です。キュウリのような形をしていますが、カボチャの仲間。ラタトゥイユには欠かせない食材です。

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    元気なズッキーニ

2006年07月09日

アジサイ

 梅雨空がうっとうしくても、まもなく夏祭りの季節がやってきます。今日は、七北田愛宕神社夏祭りの準備です。
 青年会は境内の草刈。私たちOB会は注連縄づくり。いつにもましてOB会会員の参加が多く、注連縄は早々に完成。出来も上々です。
 ところで、神社境内はアジサイが見ごろ。いろんな種類のアジサイが咲いています。これほどまでになったのは、七北田の高橋さんの献身的なボランティアがあったからです。ただただ感謝。

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 七北田愛宕神社裏参道のアジサイ

2006年07月08日

アカモク

 今朝はライオンズクラブの皆さんと泉中央地区の清掃活動に参加。午後は、塩釜市で行われた「海藻の森セミナー」に参加しました。
 「アカモク」という海藻を利用して松島湾で水質回復、環境回復に取り組んでいるNPOが主催したセミナーですが、今年の2月にテレビの「夢の扉」で紹介されたこともあってか、県外からの参加者もあり盛況でした。
 三重大学の田口寛教授の講演では、アカモクは抗酸化能やアポトーシス誘導能に優れ、発がん予防や老化の遅延の効果が期待できるとのこと。
 期待が高まったところで、アカモクを使った弁当をもらい、松島湾環境観察クルージングに出発。参加者は早速弁当を開いていましたが、私は「家に帰ってからエタノールでアカモクを抽出する」という理由でお持ち帰り。
 クルージングは、小雨模様でしたが、テレビに出ていた佐々木久雄さんが解説してくれ、アカモクの生育環境やNPOの取り組みが理解できたような感じ。NPOの皆さんのご活躍を祈念します。  

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   市販されている地元の商品

2006年07月06日

堂庭山廃寺宝塔跡

 ワールドカップ準決勝をテレビ観戦。フランス勝利の余韻が残るなか、朝の準備をというとき、下から突き上げる感じの地震だ。地震のショック療法で、ブログの書き込みを再開します。
 震源地を調べると、仙台市と大和町の境、宮床ダム付近のようです。宮床ダムの近くに「堂所(どうどころ)」という地区があります。もちろん仙台市です。今回はそこで寺院遺構が発見された話をします。
 昭和42年、堂所の早坂さん(この集落のほとんどの家が早坂姓です)が裏山の堂庭山に山芋掘りに行って、頂上付近で古瓦を発見。早坂さんはそれを泉町文化財保護委員会委員長の斎藤栄吉(私の養祖父です)に託しました。
 泉町文化財保護委員会で調べてみると、古瓦が確実に出土し、礎石様の割り石もあるということで、3名の専門家に調査を依頼しました。
 発掘調査の結果、10世紀中ごろに建てられた宝塔(寺の塔)があったことがわかりました。平安時代に、このような奥地に寺院があったとは驚きです。どんな役割を果たしていたのか、興味がわいてきます。

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     堂所集落にある標柱

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