仙台市は、ごみ焼却施設「松森工場」の3号炉のトラブルを隠して試運転を続けていました。廃棄物行政に対する信頼が大きく損なわれる事件です。
松森工場は仙台市のごみ問題の象徴的な施設であり、仙台市は周辺住民の反対運動と対峙しながら仙台市の威信をかけて建設してきました。本格稼動する前に、自ら運転を停止してしまうとは・・・・・。
ダイオキシン問題についても、仙台市は「測定を年4回実施し、情報公開するので安心してほしい」と言ってきましたが、このような事件があっては、むなしく聞こえます。
失った信頼を回復することは容易ではありません。すべてを明らかにした上で、対策を講ずるべきです。そこからスタートです。