会派の視察で台湾を訪れた折、中国で14日に成立した「反国家分裂法」に抗議するデモ行進を目にしました。
今回の訪問の目的は、仙台・台北定期航空便の増発をエバー航空や台湾政府に働きかけることや、仙台市と友好関係にある台南市との交流促進などでしたが、26日、台北市内でデモと遭遇しました。
デモを通じ平和を求める台湾の立場を内外にアピールして、国際社会の支持をえることを狙いに、与党・民進党などが呼びかけたものです。100万人以上が参加したと言われています。
台湾のマスコミはこの話題一色でしたが、帰国して日本の新聞を見てもあまり取り上げられていません。「中国は中国、台湾は台湾だ」と言っていた観光ガイドの言葉を思い出すとき、日本人はもっと台湾に目を向けてもいいのではという思いがします。